≪ 私とアート ≫
インテリアコーデイネーターをしていた頃、クライアントにもっと自信を持ってお勧め出来るようになりたいと思い、自分と向き合うようになり、結果としてカリフォルニアにあるCalifornia College of Arts &Craftsでアート(Fine Art)を学ぶようになり、そこからはどんどんその世界へ。
≪ 私とシュタイナー教育・シュタイナーのアート ≫
娘を産んだ頃、子安道子さんが書かれた「ミューヘンの子供達」を読み、そこに紹介されていたシュタイナー学校の教育にひどく惹かれてしまい、結局娘をサクラメント(カリフォルニア)のシュタイナー学校にいれてしまいました。私も娘の学校の隣にあるシュタイナーカレッジでアートクラスを受講することになりました。色から描くシュタイナーのアートはコンセプトありきの現代アートを学んだ私にはとっても新鮮で自分の潜在意識をかいま見たり、自分の心をどんどん開いていく時間となりました。
≪ アートと変化した自分 ≫
手のかからない子で小学校ではずっと学級委員というような良い子だった私は、自分の周りの期待や社会の規範のようなものを自然に読み取り、内面化してしまっていたのでしょう。アメリカではそういうものが一切なく、それは自由でもあったけれど、自分が寄りかかれる規範もないので自分だけが拠り所でした。その中でアートを通して自分を見つめることが出来たのはとても大きな助けとなりました。自分を見つめ、表現することは自分を知って受け入れていく過程であり、癒しの過程でもありました。
≪ そして今 ≫
13年間、現代アートのギャラリーを運営してきました。今、やはりアートの力が大切な時だと実感してまして、アートセラピーのワークショップや子供達へシュタイナーのアートを教えたり、アートを通して自分と向き合う時間を提供していくことをミッションとして活動中。自分でできるワークや色の本質について、発信していきます!